所属を超えて広がる可能性。新潟のフリーランス指導者・小林智輝さんが作る「新しい学びの場」
スポーツに打ち込む中で、
「もっと色々な人と練習してみたい」
「違う視点からのアドバイスが欲しい」
そんな想いに感じる瞬間があるのではないでしょうか。
一つのチームで仲間との絆を深め、一貫した指導のもとで継続して練習することは、とても大切で、成長の基盤になるものです。
私自身も、それを否定するつもりはまったくありません。
ただ一方で、いつもの環境から一歩外に出ることで得られる気づきや刺激が、選手を大きく成長させてくれることも、これまでの経験から強く感じてきました。
そんな想いから、新潟で卓球指導者として活動しながら、「新潟卓球ラボ」という場を立ち上げています。
今のチームを大切にしながら、プラスアルファの経験を
「新潟卓球ラボ」の活動で私が特に素晴らしいと感じたのは、
他のクラブとの掛け持ちや、すでに他のチームに所属している選手の練習参加を歓迎していることです。
これは、決して今所属しているチームを軽視するということではありません。
むしろ、普段の活動拠点を大切にしたまま、さらに視野を広げたいと願う選手たちのための「セカンド・プレイス(第二の場所)」として機能しているのです。
普段の活動拠点を「ホーム」とするなら、ラボは
視野を広げるための"セカンド・プレイス"(第二の場所)。
違う環境や指導者、仲間に触れることで、
選手自身の引き出しが増え、人としての幅も広がっていく。
ラボで得た刺激を、それぞれの所属チームに持ち帰ることで、
個人だけでなく、チーム全体にも良い波及が生まれると私は思っています。
多様な出会いが生む、成長の「化学反応」
ラボの練習では、さまざまなチームに所属する選手たちが、垣根を超えて一緒に卓球をしています。
普段は大会会場でしか顔を合わせないような他チームの選手と、同じ目線に立ち、話を交わし、切磋琢磨する。
この環境が、選手たちにとって大きな刺激になっていると感じます。
指導の中で私が意識しているのは、
「このやり方が正解だ」と押し付けることではありません。
いろいろな考え方や技術に触れながら、
最終的に"自分に合うもの"を自分で選べる選手になってほしい。
そのプロセスこそが、長く卓球を続けていく上で大切だと思っています。
異なるバックグラウンドを持つ仲間との出会い、
その場で交わされる何気ない会話、
そうした一つひとつが、選手の成長における良い「化学反応」を生むと信じています。
卓球を通じた「人とのつながり」を未来へ
新潟卓球ラボで大切にしているのは、技術の向上だけではありません。
それ以上に、卓球を通じて生まれる人とのつながりを大事にしています。
所属チームの仲間との絆。
ラボで新しく出会った仲間とのつながり。
卓球という共通言語があるからこそ、年齢や所属を超えて関われる。
その経験は、競技としての卓球を超えて、
選手たちのこれからの人生をきっと豊かにしてくれるはずです。
新潟卓球ラボという「もう一つの選択肢」
新潟卓球ラボは、
すでにある素晴らしい環境を否定するものではありません。
そこにもう一つの選択肢を加えることで、
新潟の卓球界、そして未来ある選手たちの可能性を広げていきたい。
そんな想いで活動しています。
「卓球を通じて、もっと色々な世界を見てみたい」
そう感じている選手や保護者の方にとって、
新潟卓球ラボが、温かく開かれた学びの場であり続けられたら嬉しいです。
NIIGATA TT LABO